言語学習は記号学習

言語学習と言語習得を円滑にする技法を探る日々

グラフィック化に必要なテクニック?!

 今日は、大学のスクーリング授業受講前から気になってた本が届きました。

 

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「Graphic Recorder 議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書」清水淳子著です。

 

 私は、幼少の頃から絵を描く事が好きだったのですが、

成長するほどに絵を描くことに自信がなくなり、大人になって数十年間、絵心を無くしてしまいました。

 可愛く書いたり、綺麗に書いたりする事こそが、絵の醍醐味だと信じ切っていた私は、自分の絵が下手くそに見えて、何かを表現し、描きたいという意欲を失っていました。

 今の時代でこそ、デザインは、パソコンで簡単に作れます。わざわざ手で描く必要があるでしょうか?

 そんな風にも思っていたのです。

 ですが、今回、大学の講義に出席し、その思いは大きく覆され、反対に何か別の自信を得るきっかけになったのです。

 本来のグラフィックレコーディングの目的は、対話を可視化し、それを活用するための記録という捉え方ができます。

 よって、絵が下手くそだとか、苦手だという意識が先行しがちな描写感情よりも、どのように簡易化させて表現するかという意識に重点が置かれていくのです。

  授業では、表現するために必要な、絵を描く表現技法を知ることができました。丸と四角と三角と星。この図形が描ければ、大体の描写が簡単にできるという、目からウロコの描き方テクニックでした。あとは、個人的に、色や付け足しをしていけば、それらしく見えていくのですが、議題に沿った話の流れについていきながら、絵や文字で、対話内容を描写していくので、あまりに複雑な絵を描いている時間はないとなるのです。

 グラフィックレコーディングは、素早く簡単にグラフィックを描き、かつ話題の内容に要約を絞った描写が大切になります。

 こう考えると、絵が下手だとかいう劣等感よりも、見た人にわかりやすく理解してもらえる丸人間や棒人間を描いていれば、それなりに伝わる絵が描けることに気がつきます。(^∇^)

 

 授業で扱われた絵の描き方です。

 

 

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 このような視点から考えると、絵を描くという事は、もっと楽しみながら描いていい物だと、考え直すいい機会になったのです。(*゚▽゚*)